- 2012年12月 9日 19:26
- FUJIFILM X-E1 | Camera & Lens | Days | Review
小松漁港。
この釣り船のランプは何回撮っただろう。
X-E1の初アップもこのランプで。
FUJIFILM X-E1 / Leitz Elmar 5cm F3.5
FUJIFILM X-E1 / Leitz Elmar 5cm F3.5
X-Pro1の高画質をそのままに、
ハイブリッドファインダーをEVFオンリーにすることで
非常にコンパクト、かつ軽量になって登場したX-E1。
今回カタログでの作例などで大変大きな仕事をさせて頂いたこともあり
個人的にも思い入れの強いX-E1です。
実際製品版を手にしたときは本当にわくわくしました。
旅や日常スナップに持ち歩くカメラはコンパクトであって欲しい。
もちろんただ小さければいいわけでなく、
やはりルックスを含めていい写真を撮りたい気にさせるカメラ。
そしてどんな日常でも自分の作品として残したい画質であって欲しい。
特に自分の作品として残したい画でとらえてくれるってところは大事。
X-E1はコンパクトでその残したい画質を得た本当にすばらしいカメラだと思います。
FUJIFILM X-E1 / Leitz Elmar 5cm F3.5
X-Pro1から一回り小さくなったX-E1は非常にキュートで、
何となくLEICAなんかのスモールレンズと組み合わせたくなります。
最初に気に入ったのはこのELMARとの組み合わせ。
ちょっとサードパーティ製のヘリコイド付きのアダプターを使って装着。
最短撮影距離1mのELMARもこのアダプターを使って寄ってみると、
LEICAレンジファインダーに装着では得ることの出来なかった絵を捉えることが出来ます。
そしてX-E1のEVFは見えがいいですね。
通常撮影であれば等倍でもピントの山を捕らえることが出来ます。
寄りのショットなんかは拡大3倍でピントを合わせつつシャッター切ると、
これが中々のリズムだったりします。
速写で次々シャッターを落としたい時には向かないものの
スナップ散歩なんかでいい光を見つけて撮り歩くには楽しい感覚ですね。
ここ数日の日本海側は大寒波で外も出たくない感じだったものの、
ちょっと晴れ間を見ていつもの安宅まで出掛けてみました。
車のウインドウに映った首から提げたX-E1にElmarがなんともかわいかった。
思わずiPhoneで撮ってしまった(笑)。
それこそバルナックライカサイズのボディにELMAR。
ほんと見てるだけでもうれしくなる組み合わせです。
真夏のモロッコからいきなりのグレートーンの日本海で中々の飛びっぷりですが(笑)、
レビューも交えて少しずつX-E1 DAYは続きます。