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Monochrome Archive

WEB SITE リニューアルいたしました

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この度、「高橋俊充デザイン室」は2つのウェブサイトにリニューアルいたしました。

TOSHIMITSU TAKAHASHI Photography
フォトグラファー・高橋俊充 WEB SITE

TAKAHASHI-DESIGN.COM
高橋俊充デザイン室 WEB SITE

写真サイトとデザインサイトとそれぞれ違うスタイルで更新していきます。
また、2005年から開始致しました「TAKAHASHI-DESIGN/BLOG」もリニューアルし、
FOTOLOG」として新しいサイトの方で更新して行きます。
ぜひ新しくブックマーク(今時?)頂いたりRSSリーダー(それこそ今時?)に登録頂ければ幸いです。
更新内容は特に代わり映えしませんが、更新頻度は上がればいいなと思っています。

TOSHIMITSU TAKAHASHI Photography FOTOLOG

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当ブログのデザインになったのは2009年の事でした。
ムーバブルタイプを使用してオリジナルデザインを施し制作していました当ブログですが、
10年という長い年月はスピードの速い現代社会において、中々ついて行けず(私が・・・)
新しいシステムに移行することと致しました。
新しいブログはワードプレスにて行っていきます。
デザインも今より自由度が上がるかなと思っています。

当ブログも、機材レビューなど綴っていたおかげでカテゴリーだけでもえらい機材数です。
おかげで多くの方のご訪問頂きました。
本当にありがとうございます。
当ブログはアーカイブとして残りますので参考になることがありましたらぜひご覧ください。

新しいWEB SITEにて様々な試みもやっていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

Marunouchi Street

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Leica M10-P Summilux 35mm ASPH.

Leica M10-P Summilux 35mm ASPH.

冬に快晴を見ることがほとんど出来ない北陸住まいとしては、
東京の乾いた青空に憧れる。

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LEICA M10-P / LEICA Summilux 35mm F1.4 ASPH.

monochrome XX「Sports」開催中

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写真展 monochrome XX。オープイニングパーティから、
初日在廊と刺激の多い二日間でした。
特に在廊中はお知り合いの方もたくさん来ていただき、みなさんありがとうございました!

monochrome XX「Sports」

毎回テーマを設けてジャンルの異なる写真作家が集まり、
銀塩白黒印画紙に仕上げたオリジナルプリントを展示しています。
今回のテーマは「Sports(スポーツ)です。

参加写真家(五十音順)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑原史成、小菅琢哉、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、陳 亮、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、長濱 治、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、BAKU斉藤、藤井英男、細谷秀樹、松田敏美、両角章司、山岸 伸、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇。


会場:ギャラリーE&M西麻布
開期:2020年2月11日(火)〜3月7日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館)
住所:東京都港区西麻布4-17-10
電話:03-3407-5075
主催:モノクローム展実行委員会
協賛:オリンパス(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)、スリーエー(株)、(株)ピクトリコ、KN-PHOTO
協力:ギャラリーE&M西麻布
後援:DGSM Print Consortium

そして夜の「スナックだるま」もマストです。

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monochrome XX「Sports」に出展いたします。

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今回で20回目を迎えるモノクローム展が、2月11日より開催されます。

毎回テーマを設けてジャンルの異なる写真作家が集まり、
銀塩白黒印画紙に仕上げたオリジナルプリントを展示しています。
今回のテーマは「Sports(スポーツ)です。

このmonochrome展に、前回に引き続き出展させていただきます。今回で三回目となりました。
錚々たる顔ぶれの中、モノクロプリントで参加させていただくと言う事で
大変光栄であり、回を重ねるごとに身が引き締まります。

私の作品は2015年、シチリア・Cava D'allgaという小さな町の海岸での作品。
DGSMデジタルネガを用いイルフォードバライタに焼いた渾身のプリントです。
また今回のフライヤーにはその作品を掲載をいただいています。

初日2月11日(火)に14時から17時頃まで在廊予定です。
ぜひオリジナルプリントを会場でご覧ください。

参加写真家(五十音順)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑原史成、小菅琢哉、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、陳 亮、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、長濱 治、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、BAKU斉藤、藤井英男、細谷秀樹、松田敏美、両角章司、山岸 伸、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇。


開期:2020年2月11日(火)〜3月7日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館)
電話:03-3407-5075
主催:モノクローム展実行委員会
協賛:オリンパス(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)、スリーエー(株)、(株)ピクトリコ、KN-PHOTO
協力:ギャラリーE&M西麻布
後援:DGSM Print Consortium

SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]開催します

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SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢]
2019年3月16日(土)より開催します。

8年前の2011年1月。金沢市民芸術村にて写真展を開催して以来、
東京、神奈川など全国各地で多くの写真展を開催させてい頂きました。
地元・金沢でまた写真展を開催したいと思っていまして
今回、金沢尾張町「srif s」にて開催させて頂く事となりました。

当写真展「ルーチ・エ・オンブレ」は、昨年、表参道、代官山にて開催しました「SNAPS ITALIA」の作品にプラスして、
写真集には載っていない作品など、約27点のオリジナルプリントを展示いたします。
すべてDGSMによるデジタルネガを用いた、ゼラチンシルバー・モノクロームプリントです。
春の陽気のこの時期、遠方の方も金沢旅行と合わせて、ぜひ足をお運び下さい。

最新情報はFACEBOOKページやイベントページにてお知らせいたします。

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詳しくは特設ページ SNAPS ITALIA|ルーチ・エ・オンブレ|高橋俊充写真展[金沢] をご覧ください。
開催の日にちにご注意下さい。
通常オープンは、3月16日(土)から31日(日)までの、土、日、祝日の開催となります。
平日は、ご予約にてご覧いただけます。
ご予約・お問い合わせページよりお気軽にお問い合わせ下さい。

monochrome XVIII「Fashion」開催中です

X100F

monochrome XVIII「Fashion」好評開催中です。

私は2月27日(水)に12時から16時頃まで在廊予定です。
すばらしいモノクロプリントの数々。本当に見応えあります。
お時間ありましたらぜひお越し下さい。

私の作品は2017年、南イタリア、プロチダ島で撮影した一枚です。
カメラはFUJIFILM X100FにWCL-X100II。
DGSMデジタルネガを用いイルフォードバライタに焼きました。
タイトルは「YO・KO・SHI・MA」
ぜひオリジナルプリントを会場でご覧ください。

monochrome XVIII「Fashion」

主催:モノクローム展実行委員会
会期:2018年2月12日(火)〜3月9日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館)入場無料
電話:03-3407-5075
協賛:オリンパス(株)、キャノンマーケティングジャパン(株)、(株)ニコンイメージングジャパン、AAAコーポレーション、(株)ピクトリコ、ギャラリーE&M西麻布、KN-PHOTO
後援:DGSM Print Consortium

第18回目となるモノクローム展、今回のテーマは「Fashion」。44名の写真家の個性溢れるファッション作品を銀塩白黒バライタ印画紙に仕上げたオリジナルプリントで展示します。

参加写真家44名(五十音順)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、大坂 寛、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑原史成、小菅琢哉、BAKU斉藤、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、白鳥真太郎、杉山宣嗣、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、HARUKI、広川泰士、福原 毅、藤井英男、細谷秀樹、舞山秀一、松田敏美、両角章司、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇

monochrome XVIII「Fashion」に出展いたします

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monochrome XVIII「Fashion」に今回出展させて頂く事となりました。
錚々たる顔ぶれの中、モノクロプリントで参加させていただくと言う事で
大変光栄であると同時に、身が引き締まります。

私の作品は2017年南イタリア、プロチダ島で撮影した一枚です。
カメラはFUJIFILM X100FにWCL-X100II。
DGSMデジタルネガを用いイルフォードバライタに焼きました。

今回のモノクローム展は「Fashion」というテーマ。
すばらしいモノクロプリントの数々が出展されます。
ぜひご覧ください。

monochrome XVIII「Fashion」

主催:モノクローム展実行委員会
会期:2018年2月12日(火)〜3月9日(土)
時間:12:00〜18:00(日・月曜日休館)入場無料
電話:03-3407-5075
協賛:オリンパス(株)、キャノンマーケティングジャパン(株)、(株)ニコンイメージングジャパン、AAAコーポレーション、(株)ピクトリコ、ギャラリーE&M西麻布、KN-PHOTO
後援:DGSM Print Consortium

第18回目となるモノクローム展、今回のテーマは「Fashion」。44名の写真家の個性溢れるファッション作品を銀塩白黒バライタ印画紙に仕上げたオリジナルプリントで展示します。

参加写真家44名(五十音順)
浅田隆一郎、稲垣雅彦、エドワード・レビンソン、大坂 寛、織作峰子、加藤法久、加納 満、亀山 仁、木村直人、桑原史成、小菅琢哉、BAKU斉藤、酒井久美子、佐藤 理、佐藤 真、白鳥真太郎、杉山宣嗣、鈴木英雄、大門美奈、高橋俊充、多木和夫、竹内英介、達川 清、谷 雄治、中川十内、中島秀雄、中道順詩、永嶋勝美、南雲暁彦、沼田早苗、ハービー・山口、HASEO、英 伸三、HARUKI、広川泰士、福原 毅、藤井英男、細谷秀樹、舞山秀一、松田敏美、両角章司、山口一彦、山田愼二、渡邉 肇

夢の中の銀閣寺

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初めて訪れた銀閣寺。
夢の中のよう。

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LEICA M10-P / Noctilux 50mm F1

夜のGSIX

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

LEICA M10-P SUPER-ANGLON21mm

北陸の昼より明るい銀座の夜。

LEICA M10-P / Super-Anglon 21mm F3.4

2018年 今年も一年ありがとうございました

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm

今年も一年ありがとうございました。

2月の「SNAPS ITALIA 2010-2017 / SNAPS CREATORS 2018」写真展では
多くの方にご来場頂き、沢山の方との出会いを頂きました。
また写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」発刊では沢山の方に購入頂き
本当にありがとうございます。
簡単に感謝しきれないくらい皆様にはお世話になりました。
今年頂いた経験を生かし、来年はさらに新しいことに取り組んでいきたいと思います。

まず3月に、金沢にて写真展を開催いたします。
2011年1月に金沢市民芸術村で写真展を開催して以来、
東京、神奈川など首都圏で多数写真展をさせて頂きましたが、
地元石川県でも写真展を開催したいと思っていました。
内容はDGSMデジタルネガを使い、銀塩モノクロプリントで
SNAPS ITALIA 2010-2017」を予定しています。
また詳しく案内出来るようになりましたら告知させて頂きます。

2019年、来る年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

2nd LEICA First year

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

2018年 第二期 ライカ元年。
へんな言葉(?)。

2007年にLEICA M8を手にしてから11年。
M9、M9-P、M-P(typ240)、M Monochrom(CCD)、M10、M10-P。
フィルム機ではM4と、ライカ・レンジファインダーを使い、
様々なMマウント、Lマウントレンズを手に入れて来ました。

2012年頃からFUJIFILM X-Pro1に始まり、FUJIFILM Xを使うようになってから
フィルムライクな色乗りの良さとレンズの良さに、仕事はもちろん自身の作品もFUJIFILMを使いようになり、
徐々にLEICAの出番が減ってきました。

そんな中、今年、Mマウントレンズをかなり手放しました。
言い方悪いですが、良く写るだけのレンズは要らない(悪っ)。
LEICAでは、その時代その時代の趣の感じられるレンズを使いたいと思うようになり、
自分が好む描写のレンズをひとつひとつ物色し、何本か手に入れました。

その一本がNoctilux 50mmであり、
もう一本がSuper-Angulon 21mm F3.4です。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンジファインダーで21mm。
この焦点距離には思い入れがあります。
これまでZeissやVoigtländerなど色々手に入れてきましたが、
LEICAレンズは高嶺の花で、中々縁がありませんでした。

LEICA Super-Angulon 21mmは、フィルム時代にはファンの多かった銘玉ですが、
デジタルでの使用において問題も多く敬遠されがちでした。
そんな理由からか相場価格も一時ほどではありません。
もちろん人気レンズだっただけあって良い状態のものを探すには簡単にはいきませんでした。
現在手に入れた満足行く状態のものは二本目です。

LEICA M10では色被りなどはあるものの、周辺まで気にするほどの像の崩れはなく、
さすがLEICA、自社製のレンズとなればオールドレンズながらしっかりカバーしているなと感じます。

LEICA M10-P Super-angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

レンズの特長としては、
歪曲がほとんど無く、周辺に向かって緩やかに光量落ちがあり、
劇的にシャープな印象はなく、十分なコントラストと柔らかい階調がいいですね。
僅かに残る色被りもLightroomの段階フィルターを使い
補正プリセットを登録すればそんなに困るものでもありません。

それより、このレンズの良さはなんと言ってもルックスでしょう。
LEICA Mボディにコンパクトで短い鏡胴。
それに肉厚で重量感のある角型フードは、理屈抜きに美しいです。

カメラの美しさはレンズで決まる。レンズの美しさはフードで決まる。
総じてカメラの美しさはフードで決まる!!
この名文句は、まさにSuper-Angulonのためにある言葉じゃないでしょうか。
(そんな言葉、どこにも無いけど)

LEICA M10-P Super-Angulon 21mm F3.4

欲を言えばLEICA製の角型ファインダーがいいのですが、
いいものが無いのと、あっても中々手が出ません。
それより、Voigtländerの小さな丸形ファインダーは、
見えも良く、レンズとのバランスも良いので気に入っています。

いや格好いい。
これ見てるだけで日本酒が二合はいけます(そんな呑まない)。

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

LEICA M10-P / LEICA Super-Angulon 21mm F3.4

現在、M、LマウントレンズはLEICAのみとなりました。
さらに現行レンズはSummilux 50mm ASPH.だけです。
常に何本か持っていたVoigtländerは今は無くなりました。
Voigtländerは決してLEICAレンズに手の届かない人が買うレンズではなく、
一周回って、色々知り尽くしてあらためて手に入れるレンズかなと思います。
現に、新しく出たCOLOR-SKOPAR 21mmやULTORON 35mmなど大変魅力的です。
ある意味、新しいライカレンズよりも企画力があり使ってみたくなるのはVoigtländerかも知れません。
(しかしヴィンテージとかクラシックとか付けるのはやめた方がいい。本物感がありません)
正直、このSuper-Angulon 21mmを手に入れるときにはCOLOR-SKOPAR 21mmとも悩みました。
間違いなくCOLOR-SKOPAR 21mmの方が良く写りそうですからね(笑)。
機会があれば手に入れたいレンズです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICA M10-Pを手にしてから、大きくレンズ構成が変わり、
しばらく燻っていたライカ熱が再沸騰した感があります。

まさに、2018年 第二期 LEICA元年。

来年あたりこれらのレンズを持って、
またイタリアへ行きたいなと思う、2018年、年の瀬です。

ノクティルックスという幻想

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

LEICAを使う者なら誰もが手に入れたいと思うのがNocitiluxではないでしょうか。
私自身LEICAを初めて手にしたことから、使いたいレンズの一つではあるものの、
当然ながら、じゃ買って見ようかって気軽に手に入れられるものではありません。
それなりの気持ちと心意気がないと手を出せるものではないのがNoctiluxでしょう。

この秋、LEICA M10からM10-Pに移行しました。
個人的にはシャッターのフィーリングがしっくり来ないとか、いろいろはあったものの
LEICA M9から始まり歴代「P」を手に入れてきて、
それはひとえに、M型ライカに赤バッチは似合わないと思うからでです。
さらにフィルム時代のLEICAと同等の薄さになったM10ボディに、
エングレーブされたLeicaロゴの格好良さは、
M10で最終と思っていた自身にとって、
手に入れないわけに行かないという事になり思いきって移行しました。

当然ながら、M10がM10-Pになっても同じ画という事もあり、中々写欲も上がりません(汗)。
これは最後のLEICA導入記念に、憧れでもあったNociluxを手に入れようという事になったわけです。

さらっと言ってますが、これは大変な事ですよ。
石橋を叩いても「丈夫だね」と渡らずに帰るタイプの私が、
大物Nocitiluxを手に入れようと言うわけですから、それはもう大事です(笑)。

Noctilux 50mmは、初代非球面F1.2。球面F1。現行の非球面F0.95と大きく分けると三種類。
私が選んだのは球面のF1。
実際、球面F1を細かく分けると何世代もあり、E60の前期でバヨネット型のフードのものです。
どうして、数ある中この世代なのか等など、書き出すと年を越しそうなのでやめておきます。
さらに状態もどの程度のもを手に入れる、どこで手に入れるなど、
決して安くないレンズを思いきって買うわけですから、
想像を絶するくらい調べ上げるわけです。
正直これがレンズを手に入れるまでの一番楽しい時間でもあります。

そしてついに、自身の求めていたレンズを手に入れることが出来ました。
ざっと割愛しましたが、山あり谷ありで当レンズで二本目です。
一本目は非常に写りは良かったのでですが、僅かに満足行かないところがあり返品しました。
オールドレンズとまでは言わないものの、それなりの時代の中古レンズ購入は一筋縄ではいきません。
やはり、知らなかった事や謎も多く、いろいろ調べたり、聞いたりとで
大変学ぶことも多かったですね。
この熱意は、自分でも驚くくらい尋常じゃないものです(笑)。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

前置きはさておき、ようやく手に入れたNoctilux。
その写りはまさに唯一無二。
これまで感じた事のない気持ちにさせてくれるのでした。
力強いピント面と何か幻想を見ているかのようなボケ味。
なんとも表現の出来無い魅惑的な写りなのです。

これまで、いわゆる標準50mm、F1クラスの大口径レンズを何本も手に入れてきましたが、
それらはNoctiluxのような写りであったり、それをオマージュする描写ではあるものの、
Noctiluxではないのです。
当然、撮り比べてプリントなどしたときに違いを感じるか?と言われれば答えられ無いかも知れません。
しかし、レンズとは決して結果が全てでは無いものです。
素通しのガラスファインダーを覗き、ブライトフレームに思いを込めてシャッターを落とす。
それがNoctiluxを通して写し出された画には、ほかの何ものにもない画を感じるのです。
それがそのレンズを選ぶすべての理由だと思います。

LEICA M10-P Noctilux 50mm

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

これまで知人や人からNoctiluxを借りてM9やM typ240で撮影したことはありますが、
正直、ピントが合っていたことがほとんどありませんでした。
Noctiluxは、ボディとレンズと両方合わせて調整しないと合わないような事を聞いたことがあります。
しかし今回手にした二本のNoctiluxは、距離計で気持ちいいくらいピントが合いました。
そこにはM10のファインダーの見えの良さがあります。
何度かオールドレンズのメンテナンスをお願いしたことのある中村さんの話では、
Noctiluxもそれなりに状態のいいものであれば、ピントが合わないということは無いとの事でした。
もちろん、フィルム時代の設計ですので、フィルム機基準のピントレベルではありますが、
私自身DGSMデジタルネガを用い、銀塩プリントを前提に写真を撮影しているのでなんの問題も感じません。
M10のファインダーによって、こんな気持ちよくNoctiluxを味わえるなんて大変嬉しいことです。

LEICA M10-P Noctilux 50mm F1

今のデジタル時代に置いて、フィルム時代とは違い、想像も出来ないくらいにレンズ性能は求められています。
5000万画素クラスに耐える解像力や、ボケの柔らかさ、美しさ・・・
高性能で良く写るレンズを突き詰めていけば、個性も出しにくいものでしょう。
逆に言えばよく写るレンズが欲しければ、最新のものを手に入れれば済むわけで、
それはライカレンズでなくてもいいかも知れません。
しかし、LEICAを使いレンジファインダーで撮る写真については、
そんなに良く写らなくとも個性があり、
写っていない部分を想像させるくらいがいいんじゃないかと思うようになってきました。
距離計で気持ちよくピントが合い、あとはそのレンズ味わいを感じられれば十分です。
そして、なんと言っても見た目も大事です。
よき時代のM型ライカのルックスを持つM10-Pには、
現行レンズより、その時代のLEICAレンズが似合いますね。

ん〜、エエヤツだ。

苦労して手に入れたものは一生ものです。

LEICA M10 Noctilux 50mm F1

LEICA M10-P / LEICA Noctilux 50mm F1

熱海の日

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

初めて訪れた熱海。
LEICA M10にElmar 5cm。FUJIFILM X70。
二台のカメラは、なにか申し合わせたかのようにやわらかい光を写し出してくれましたね。
完全にタイムスリップしたようです。

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FUJIFILM X70

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

宿について一息ついてから駅前を散策してみる。
ここも何か懐かしい香りが残ります。

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

なぜかElmarは全部縦位置....。
そんな街並みです。

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

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FUJIFILM X70

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LEICA M10 / LEICA Elmar 5cm F3.5

そして熱海の朝焼け。
日本海側で生まれ育ったものにすると、海から陽が登るって新鮮なものです。
ありがたいご来光。

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FUJIFILM X70

週末旅行という言葉が似合う、熱海。
機会があればまた訪れてもいいかな...。

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これとは別に「SNAPS ITALIA 210-2107」絶賛発売中!

snaps italia amazon

もちろんBASEからも購入出来ます。
BASEは一応公式ECなのでサイン入りだったりしますよ。

SNAPS ITALIA 2010-2017 at 代官山T-SITE ありがとうございました。

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表参道に引き続き、代官山T-SITEにて展示頂いた写真展「SNAPS ITALIA」ですが、
今回も多くの方にご覧頂きありがとうございました。
代官山T-SITE 北村写真機店はLEICAやFUJIFILMをはじめ、様々な写真関連アイテムが揃う
写真好き、カメラ好きの聖地のようなところですね。
そこに展示頂け、感度のいい写真好きの方に多く見ていただけたという事は、
大変ありがたい事でした。

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トークイベントも満席で、楽しかったという言葉を多く頂き嬉しい限りです。
撮影ロケの話に、デジタルネガでの銀塩プリントの話、写真集の制作にまつわる深い話など、
中々直接話す機会がないと伝わらないところも多いですが、
今回は本当にいい機会を頂きました。

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この代官山で「SNAPS ITALIA」の展示も一区切りですが、地元北陸でも展示の機会を探っています。
実現しましたらまたご案内しますのでぜひお越し下さい。

写真集は引き続き販売しています。
すでにリピート買いの方も続出中です(笑)。
まだの方はもちろん、展示用、保管用、プレゼント用とぜひどうぞ!

SNAPS ITALIA 写真集

写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

写真集「SNAPS ITALIA 2010-2017」完成いたしました。
2018年2月20日より発売いたします。

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

SNAPS ITALIA PHOTOBOOK

私自身こだわりに制作しました写真集ですが、
いや〜、いい本になりました。
刷り出しに立ち会いましたが、本になってみるとまた違いますね。
山田写真製版所の仕事にはいつも驚かされます。

A4 横型変形(W220×H300mm)80P
カラー48P+特色3色によるモノクロ32P
コデックス装+カバーによる特別装幀本です。
本文は4色カラー+ニスと、3色モノクロ+ニス。
表紙カバーは7色+ニス+ホワイトスタンピングと凝っています。

正直ここまで質の高い印刷の写真集は、中々見かける事は出来ません。
私の写真作品集としてはもちろんですが、
高品位オフセット印刷のPHOTOBOOKとしても大変見応えのあるものになっています。
以下の販売ページより予約いただけます。
ぜひお求めください。

SNAPS ITALIA 写真集

DGSM ゼラチン・シルバー・プリント

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20180204-_DSF4510_712.jpg

写真展「SNAPS ITALIA 2010-2017」では
デジタルネガ、DGSMによる銀塩プリントも展示いたします。
今回一番力を入れているところです。
「モノクロ写真をインクジェットプリントではなく銀塩プリントで「写真作品」にしたい。」
この思いを持ちだしてウン十年。
イメージ通りにプリント出来るまでに何度も何度もネガを作り、
暗室で焼いてと繰り返してきました。
気が遠くなるような作業ではありましたが、
やはり、銀塩プリントでしか味わえない良さがあります。
ぜひ会場でご覧ください。

SNAPS ITALIA 2010-2017

期間:2018年2月20日(火)~2月24日(土)時間:10:00~19:00
場所:ピクトリコ ショップ&ギャラリー表参道
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-14-5 Cabina 表参道1F
TEL:03-6447-5440

LEICAと10年

LEICA M Monochrom Elmar5cm

LEICA M Monochrom / LEICA Elmar 5cm F3.5

レンジファインダーを日常カメラとして使うようになって20年余り・・・。
そしてLEICAを手にすることになって10年が経った。
2006年にLEICA M8を買ったのが最初で、
LEICA M8、LEICA M9、LEICA M9-Pと、フィルムはLEICA M2、LEICA M4。
時代や環境からほとんどがデジタルではあるものの、デジタルだから知り得ることも多かった。

コレクターではないので所有のカメラを手放しては買い替えることが多い。
LEICA M-P (Typ240)を手にして、初代デジタルライカであるM8からの流れが大きく変わったと感じる。
CCDからCMOSに変わったことも大きいが、
色も含めて初めてしっかりレンズの描写が味わえるカメラになったと思う。
しかし、Typ240にはEVFや動画撮影など、時代とともに陳腐化してしまう部分もある。
画質の進化は望むところだが、
M型ライカにおいて、距離計でピントを合わせシャッターを落とすという基本さえあれば
付加機能は要らないと感じる。

同時に使用しているカメラにFUJIFILM Xがある。
X-Pro1からはじまりその当時はなんとも焦れったいレンジファインダー的ミラーレスであったものの、
その進化のスピードは驚くべきものがあり、
X-Pro2においてシャッターフィーリングやハイブリッドファンダーなど
あらゆるポテンシャルが上がり軽快スナップシューターそのものである。
X-Pro2を手にしたときLEICAは自分にとって必要なんだろうかとまで思った。
しかし、レンジファインダーで撮るという感覚はまた別の世界。
何ものにも代え難い。
そうなればM型ライカに求めるものはレンジファインダーとしての純粋な姿のみ。
レスポンスの良さやピント精度(距離計なので限度もある)が上がる分には大歓迎だが、
高画素やハイテク機能はSLなど別のモデルでやって貰えればいいと思う。
M型ライカは、個人的にこのM-P(typ240)で完結かもしれない・・・。

これとは別に自分の中にずっと気になる存在だったのがLEICA M Monochromである。
よく言われている写りのすばらしさは、私にとって大した問題ではなく、
やはりLEICAがこのカメラを世に送り出したことと、何よりM Monochromの存在そのものである。
話せば長くなるし、書ききれないので詳しくは会ったときにでも思うけど(聞きたくもないだろうけど)、
そのM Monochromをついに手に入れることが出来た。
Typ246はどうしてもTyp240と被るのでCCDのM Monochromを探していた。
こういったものは出会いで奇跡的にデッドストックのようなMMに巡り会えた。
久しぶりのCCDのLEICA M。
シャッターチャージや書き込みスピードなど今となってはもっさりしているものの
サイズ感としてこのコンパクトさは、なにかレーシングカートを操るような感覚がある。
何よりこれ以上もこれ以下もないというLEICA MMには他にはない潔さと魅力を感じる。
そしてブラッククロームの渋さに、一切の文字を廃止したルックス。
Elmarなんて付けた姿は鳥肌ものの佇まい。もうカッコ良すぎる(笑)

LEICA M Monochrom M-P typ240

Mボディの移り変わりと共に、レンズも何本も手に入れては手放した。
現在所有のライカレンズは4本。
35mm、50mmはSummilux ASPH.。75mmは今年に入りApo Summicronを手に入れた。
それとElmar 5cm。
まだまだ使って見たいレンズは沢山あるが、
この4本は手放すことはないと思う。(言い切れないけど)

LEICAとともに10年。
ライカ使いの諸先輩から見ればまだまだ浅瀬を泳いでいる状態だが、
二重像を合わせシャッターを落とす。
このリズムはスナップシューターとして他にはない心地よさ。
レンジファインダーは私にとって無くてならないカメラである。

LEICA M Monochrom

LEICA M Monochrom / LEICA Elmar 5cm F3.5

カーボーイの集う店

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学生時代から金沢に通っていて、その頃からあるお気に入りの喫茶店。
ウエスタンアレ。
カレーがメインで、カツカレーや、ハンバーグカレー...。
さらにイタリアンやナポリタンスパゲティなど豊富なメニュー。
漫画本も沢山あって(私は読まないが)、昼時はサラリーマンでいつも満席。
お店の名前通りウッディな佇まいで、ドアを開けると「カランッ、コロンッ」と鐘が鳴る。
本当に居心地がいい。
昔はこういった店も沢山あった気がするけど少なくなったな...。
思いだしては行きたくなる、お気に入りのお店。

LEICA M Monochrom / LEICA Summilux 35mm F1.4 ASPH.

モノクロームの日

MM 246 Apo-Summicron 75mm

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M Monochrom。
あらためて凄いカメラだと感じる。
画質でこのカメラを選ぶと言うよりも、このカメラで撮るという精神だと思う。
LEICAはそういうカメラを世に送り出す...。

LEICA M Mnochrom (Typ246) / APO-SUMMICRON 75mm F2

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写真は文化だと思う。
カメラには技術だけではない大切なものがある。
どれだけ高性能であっても撮り手の心に響く道具でなければいけない。

LEICA M Monochrom Typ246。
モノクロームな友人にお借りしました。
また一ついろいろと考える日々でした...。

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LEICA M Mnochrom (Typ246) / APO-SUMMICRON 75mm F2

武家散歩

金沢武家屋敷

昼の賑わいはなんだっただろうと、
夜の武家屋敷はひっそり...。

FUJIFILM X-Pro2 / XF35mm F1.4R (ACROS)

FUJIFILM X70 21mm

FUJIFILM X70 WCL-X70 ワイコン

単焦点コンパクト21mm。
さり気なく首に掛け、
ウエストレベルでの撮影が意外と楽しい。

FUJIFILM X70 + WCL-X70

FUJIFILM X70 + WCL-X70

FUJIFILM X70 + WCL-X70 ワイコン

FUJIFILM X70 + WCL-X70 ワイコン

FUJIFILM X70 + WCL-X70 ワイコン

FUJIFILM X70 + WCL-X70

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レンジファインダーというカメラ

X-Pro2 ACROS

私自身、写真を撮る面白さを一番感じるカメラはレンジファインダーである。
素通しのファインダーを覗き、捉えたいものにピントを合わせシャッターを落とす。
細かい構図やボケなどに惑わされず、
ファインダーの向こうに見えるカメラに納めた情景だけに集中できる。
そして捉えた写真は一眼レフのそれとは明らかに違う。
臨場感であったり、空気感であったり...。
構図が甘かったり、ピントがゆるかったりもするだろう。
そんな事どうでもいいと思えるほど、一枚の写真から伝わってくるものが全く違うと感じる。

X-Pro2 ACROS

そしてレンジファインダーには写真を撮る悦びがある。
EVFファインダーはその進化も著しく、見栄も以前とは比べものにならない。
仕上がりの絵が想像できるというか、仕上がりの絵そのものが見えるのである。
これは失敗の許されない仕事においてはありがたいこと極まりないのであるが、
こと写真を楽しむと言うことにおいては、撮る前から仕上がりが見えてしまっているわけで、
ある意味、夢も希望もない...。
それこそフィルムで写真を楽しんでいた頃は
「目の前にある光景を写真に納めたら...」
といろんな事を想像しながらシャッターを落としたものだ。
モノクロ写真だったらファインダーの向こうに見える光景を、頭の中でモノクロームに置き換えていた。
さらにレンジファインダーにはボケも見えない。
絞り値を決めることによってそのボケ具合も想像していた。
そして仕上がりの写真に一喜一憂する。
想像通りのイメージに捉えられたり、また想い以上の絵が生まれていたり...。
写真を撮る行為とはなんと楽しいんだろう。
まさにレンジファインダーには写真を撮る悦びが詰まっているのだ。

X-Pro2 Acros

FUJIFILMはそのレンジファインダーで撮る悦びを大切にし、
X-Pro2は現代においてレンジファインダーとして進化し続けているカメラだと思う。
もちろん厳密に言えば距離計が組み込まれているわけでは無いのだが、
撮影スタイルはレンジファインダーといえる。

X-Pro1からFUJIFILMを使い始めて4年間。
いろいろ感じた想いをXストーリーに綴っています。
ぜひご覧ください。

Xストーリ「作品を撮りたいと思わせるカメラ。」

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FUJIFILM X-Pro2 / XF56mm F1.2R

二度目のシチリア

sicilia2015

晩秋のシチリア。
静かな町を歩いてきました。
以前訪れた時は初夏の陽気なシチリアでしたが、
これから冬に向かっていくシチリアもまた、シチリアでした。

戻って1週間ほどばたばたしていて、ようやく写真に少し目を通しています。

どういった形で公開するかはまた色々と考えながら、
今回の旅もいろいろと成長してきましたので(旅人として)、
少しエピソードなどを交えてBLOGを更新して行ければと思っています。

LEICA M-P (Typ 240) / Summilux 35mm ASPH.

安宅漁港

X100T 安宅漁港

安宅漁港 X100T

安宅漁港 X100T

安宅漁港 X100T

安宅漁港 X100T

冬前の安宅漁港。
世界一安宅漁港を撮っているのは私だと思う。

shot with FUJIFILM X100T

6月の花嫁

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かわいい娘をお嫁に出す父。
そのお父さんは、私と同じ歳で自転車でいつも親しくさせて頂いている友人です。
その娘さんもたまたま私の娘と同じ歳で、
そのヘアメイクを娘が担当させて頂く事となり、
その縁もあって私も挙式を少し撮影させて頂きました。

やさしい新郎さんとリラックスの娘さんに対し緊張のお父さんでしたが(笑)、
本当に素敵な結婚式でした。

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FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2R

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KYOTO NIGHT

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祇園、白川、木屋町...。

昼のLEICA。夜のX-E2。
この組合せはいいと思う。

FUJIFILM X-E2 / XF35mmF1.4 R

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春の主計町

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遅かりし...。
今年の桜の散り始めの頃です。

FUJIFILM X-T1 / XF10-24mmF4R OIS

On the Road

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貴重な晴れ間にお気に入りのコースを。
SIOYA.
CATTANO.
CASSANO.
加賀の海岸はイタリアの地名に感じる。

Taken with FUJIFILM XQ1

X-E2 スナップシューターとして

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X-E2を手にイタリアを歩きました。
X-E1から愛用しているこのボディですが2となり、さらにスナップシューターとして快速ボディと化しています。
高速を唱うカタログ数値を見てもピンと来ませんが実際使ってみるとその気持ちよさに驚きます。
XシリーズはX-Pro1から使い始めましたが、画質こそすばらしいものの、速写性からするとベストとは言いがたく、自分なりに工夫しながら使いこなしていました。それが今回、位相差AFをはじめ様々な改良点が、使い手にとって快適なカメラとなりました。絞りリングに軍幹部のシャッタースピードダイヤルはもちろん、露出補正が三段になるなど、カメラを操り撮影するという事において、最良のスナップシューターでは無いかと感じます。

FUJIFILM X-E2 / XF23mmF1.4 R

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X-E2 ITALIA Monochrome

X-E2 ITALIA B&W

FUJIFILM X-E2でとらえたITALIA Monochrome。
当サイトのトップギャラリーにアップいたしました。
今年9月、ミラノ、ベネツィア、ムラノ、ブラノをX-E2とともに歩きました。
何気ない日常をとらえたモノクロームですが、
歴史ある街並みはいつの時代かを感じさせない雰囲気を持っています。
ぜひ大きな画面でご覧ください。

X-E2 ITALIA Monochrome

FUJIFILM X-E2 / XF14mmF2.8 R

雨の小布施

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うまい新蕎麦をいただきに長野へ。
帰りに立ち寄った小布施ですが、ぽつぽつと冷たい雨が降り出した...。
その雨の小布施もいいもんでしたね。

FUJIFILM X-E1 / XF23mmF1.4 R

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FUJIFILM X-E2 × ITALIA Milano

FUJIFILM X-E2

先日18日に発表されました、FUJIFILM X-E2。
今回X-E1に続きカタログ等の作例撮影に起用いただき、イタリアはミラノ、ムラノ島など回ってきました。海外を仕事で回るロケ撮影は、個人での旅行スナップと違い気をつかうところも多いです。今回も1カットでも多くシーンをとらえられるよう、朝暗いうちから夜遅くまでX-E2とともに歩きました。
カタログやサイト作例で採用いただいたカットの他、アザーカットを私の作品としてX-Photographersサイトに掲載いただきました。


写真は朝早いミラノ中央駅からドゥオーモにナヴィリオ周辺。ムラノ島ではガラス作家のモレーノさんの工房にて撮影させていただきました。また朝暗いうちから渡ったブラノ島は陽が昇るごとにカラフルな家並みが浮き上がりとても印象的でした。
ぜひご覧ください。

FUJIFILM X-E2 / XF35mmF1.4 R

名古屋空模様

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名古屋で二泊。
帰る朝ちょっと時間があったので散策。
オアシス21は朝上れないのね...。
残念。

FUJIFILM X-E1 / Zeiss Touit Distagon 2.8/12mm T*

普通列車で金沢へ

X-E1 / XF35mm

鳩

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小松駅

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お盆のある日です。
友人との食事会へ出掛けました。
お酒を呑む時は電車ですね。
この日夕方、金沢へ向かう列車は2両でした。
自分が学生の頃は12両編成の普通列車もあったな...。
小松駅、金沢駅。いずれも高架で昔の面影はもうないですね。
小松駅は何となく憶えてるけど、金沢駅が全く思い出せない...。

FUJIFILM X-E1 / XF35mmF1.4 R

暮れの武家屋敷

雪つり

武家屋敷

松

用水

朝は静か...。

FUJIFILM X-E1 / Leitz Elmar 5cm F3.5

葉

フロントガラスに落ち葉が一枚。
結構なスピードにも、なかなか飛んでいかない...。

FUJIFILM X-E1 / Leitz Elmar 5cm F3.5

暑い日

銀座

風鈴

五月のある日。
銀座です。
忘れられないひと月でした。

LEICA M9 / Leica Summilux 35mm F1.4 ASPH.

冬前の漁港

網

船とおじさん

ランプ2

いつもの散策路。
小松漁港。

NEX-5N / Leica Summilux 35mm F1.4 ASPH.

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寒い朝

20111202-_DSC3312.jpg

いつもこの時期、柴山潟から白山を望むと丁度真ん中から陽が登る。
今日は久しぶりに道もドライ。NEX-5背負って向かった。
しかしながら厚い雲に覆われて日の出アウト。
そしてただただ寒かった...。
今年はその日に出逢えないかね。

寒い朝

加賀の路

加佐ノ岬

毎朝の日課も10月も終わりに近づいていきなり寒くなった。
今朝で走り出しの気温が7℃。
しかし寒いからこそ出逢える景色もある...。

by iPhone 4S

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日課

朝霧

朝霧が多いところ...。
小松日末。

iPhone 4S + Luminance

近くの海へ

加佐岬

屋根の開く車があると、あてもなく出掛けることが増えた。
遠出する訳でもなく...加賀加佐岬。
一人なら朝自転車でひとっ走りの距離。

LEICA M9 / Leica Summilux 35mm F1.4 ASPH.

道なり

abarth500C

500Cにとって雨は大敵。
その魅力の半分が奪われるね。

NEX-5 / 16mm F2.8 / High contrast monochrome

夏の暑い日

小松駅

小松駅

夕暮れのJR小松駅ホーム。
夏は暑いもの。すがすがしいね。

SNAPS DM

SNAPS インスタンス 会期

インスタンス企画展 SNAPS 高橋俊充×水野直樹 写真展
2011年8月1日(月)〜14日(日)
am11:00~pm8:00(初日は12:00から最終日は18:00まで)
会期中無休 入場無料

INSTANCE ヨドバシ フォトギャラリー インスタンス
〒160-0023 新宿区西新宿1丁目10-1  MY新宿第2ビル B1F
PHONE : 03-5337-1091

あの頃のニッポン的な

難波

なにか懐かしさがあるね。
その「福太郎」界隈。

LEICA M9 / Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.

夜の会

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SNAPSの仲間とお決まりの南インド料理へ行ってきた。
二軒目ははぐれてしまったが、なんかうまいスクリュードライバーを飲んだ。
めっきり早起き習慣になったんで12時を過ぎる頃にはほとんど起きてられない...。
しかし、久しぶりに夜の会は楽しかった。

LEICA M9 / Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.

Osaka

地下鉄

自転車

すでに先月。2月は中頃。
野望用があって大阪に行ってきた。
いつも思うが東京や名古屋とは違う、また独特の街だ。

LEICA M9 / Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.

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個人的Camera Of The Year 2010

イタリア電話

今年も一年ありがとうございました。
やや無理やり恒例となってきているCamera Of The Year。
さて今年はってところで結局これ。
LEICA M9。
二年連続!!
なにせ今年一年、圧倒的にシャッターを落としたのがこのカメラなんで当然です。
とにかく個人的なんで(笑)

Photo : Italia Firenze
LEICA M9 / Leica Summilux 35mm F1.4 ASPH.

SNAPSタイトル

そんなCamera Of The Yearで撮りまくってきた写真は新年SNAPSでぜひ!

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日常

20101203-_DSC0801.jpg
NEXでのMF撮影が中々楽しい。
ウエストレベルに関してはEVFよりかなりスマート。
液晶を眺めてぼっと突っ立ってると、先ず写真を撮ってるとは誰も思わない。
スナップショットに関してさりげなさは重要なポイントだと思う。

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師走

ハーマン

なぜかよくモノが壊れる。
師走の物入りな時に...。
カッコいいので7年ほど前に買ったharman/kardonのスピーカー。
何度も壊れて追加購入していたサテライトスピーカーもすでに在庫もないようだ。
そろそろ別のにするかな。

金沢観光

金沢観光

金沢観光

金沢観光

お気に入りのラーメン屋「咲くら屋」で昼食後、ちょっと散策。
武家屋敷跡周辺。
フォーリナーも沢山おいでて。

オーガスタ
オフィスのオーガスタ。
そろそろ鉢も小さくなったか。

Portrait

shiho
ハンバーグ・ドリア待ちの娘。

LEICA M9 / Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.

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ゆるい朝

雲
手取
鉄塔
大分陽も昇ってる時刻だが、
朝の光は画になるね。

玉いろいろ

別宮の鞄

現在50mmを強烈に物色中。
信頼できる人のレンズ評価は、本当に使ってみなくても手に取るように伝わってくる。
っで、実際使ってみて聞いていた評価がまた見事に感じ取れて改めて感心する。
しかし、そのレンズの良さと本人との相性はまた別で、実際使ってみて感じるか感じないか。
どんな道具でもそうだね。

写真は全く関係ないけどNokton 1.1。
非常に優秀でピント面はスッと立ちボケも柔らかい。
ほんと優秀すぎるくらい。
優秀だから感じるかというとまた別。
ほんと人間ってわがままなもんなのよね〜(笑)。

35 Summilux ASPHを使ってからレンズに対する思いが大きく変わった。
自分の撮りたい画を表現できるレンズってそんな多くない気がする。

近江町

近江町

ちょっと道草で近江町市場へ。
新しくなった建物に今頃初めて入った。

写真はPENで最近気に入ってるモノクロ・ローキーモード。
いい感じのモノクロームを描き出してくれる。
GR Digitalもそうだが、このPENもモノクロームはこだわりのポイントだね。
この辺は両社の姿勢が感じられる。
PEN Liteにあるジェントルセピアもいい感じなんだわ・・・。

着替え中

ショーウィンドウ

割と大胆に昼間っから。

香林坊界隈

  • Posted by: TAKAHASHI
  • 2010年6月28日 15:29
  • Monochrome
スタバ

何を思う...。
いや、とくに...。

E-P2 de Feel Summaron

ロープ

貝

PENサイズにて20mm F1.7。
感覚的にLEICA M8にSummaronあたりのスナップフィーリング。
ま、いつもの超個人的感覚。

OLYMPUS E-P2 / G 20mm F1.7

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童顔のおばあちゃん

クレール
クレール
イタリア行ってたときは留守宅で倒れて大弱りしてたけど、
今はやや落ち着いて、しなしなと余生を過ごしている。

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ラフな列車

ラフモノクローム

ラフモノクローム

列車にはラフなモノクロームがいいね。

春の花

桜
桜って白い

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お約束のランプ

ランプ

行けばあるので・・・。

OLYMPUS E-PL1 / Nokton 50mm F1.1

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今日も雨

鉄

しかも冷たい。
春って来るのか・・・。

OLYMPUS E-PL1 / Nokton 50mm F1.1

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雨の日

ボートの脚

中々、春にならないんでこんな写真。
春らしくなるまで続くかも・・・。

OLYMPUS E-PL1 / Nokton 50mm F1.1

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35 1.4 ASPH.

FIAT500

フルサイズになってしびれ方が増してる。
Summilux 35 1.4 ASPH.。
なんだこの立ち方・・・。
マジメにこれ一本でいい気がする。

LEICA M9 / Leica Summilux 35mm F1.4 ASPH.

一対一

ひがし
ちょっと仕事で東茶屋街へ。
もう少し雪が残ってればね〜。

写真とは関係ないけどLEICA X1よさげだ・・・。
それが一対一。

LEICA D-LUX 4

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ニッポン海

  • Posted by: TAKAHASHI
  • 2009年12月 9日 10:50
  • Monochrome

スキャナがぼろいと雰囲気出るもんですな〜。

Zeiss Ikon / C Sonnar 50mm F1.5

フルサイズ・プラクティス

安宅のネコ
息苦しくない画。
気のせいかも知れないが・・・。

Zeiss Ikon / C Sonnar 50mm F1.5

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sakae st.

横断歩道mono
LEICA D-LUX4 × 0.75

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