- 2016年7月 5日 14:11
- FUJIFILM X70 | Camera & Lens | Days | Monochrome | Review
単焦点コンパクト21mm。
さり気なく首に掛け、
ウエストレベルでの撮影が意外と楽しい。
FUJIFILM X70 + WCL-X70
FUJIFILM X70 + WCL-X70
X70に0.75倍となるワイコン。
35mm判換算の21mm単焦点コンパクトは、狭すぎず、広すぎず非常に気持ちいい。
X-E2を持ってイタリア、ミラノを歩いたときも21mm相当となるXF14mmが街撮りに合っていた。
前の投稿にも書いたが、15mmや18mmでは広すぎる。
24mmではやや窮屈だし、レンジファインダー使いの超ワイドと言えば、
21mmはまさにストライクな焦点距離だと思う。
X70のコンパクトなボディに対してやや大ぶりで重く感じるが、
その写りはさすが目を見張るものがある。
デジタル処理ではあるが、歪曲収差も見事に補正されていて、周辺まで非常にシャープ。
周辺光量落ちなどもほとんど感じる事がない。
最短撮影距離は10cmと短く、寄れば柔らかいボケ味も生まれる。
フィルターも装着できるし、なんとも良くできたワイコンだなと。
しかしこういったワイコンはどうしてスクリューマウントなんだろう。
バヨネットならもっと使い勝手良さそうだが...。
ふと思った中に、「ワイコン」を付けて「デジタルテレコン」を使ったらどうなるんだろうと。
ま、なんの問題もなく使えた。
さらに「デジタルテレコン」ってJPGのみの仕様で今までほとんど使ってなかったが、
これはこれでしっかりカメラ内で解像度を補完し単純なクロップモードではないことを知った(今頃)。
と言うとX70一台で、50mm、35mm、28mm。
さらにワイコンを装着して38mm、26mm、21mmという焦点距離で撮影することが出来る。
もちろんボケ味など絵としての表現力の幅が増えるわけではないものの、
今日は38mmで行こうなどと決め込んで撮影に挑むと言うのもいいかも知れない。
X-Pro2との相棒にますます魅力的になってきた。
といったところで最近シルバーボディもいいなと思いだしてきた(汗)。
FUJIFILM X70 + WCL-X70