- 2013年12月30日 10:33
- FUJIFILM X-E2 | SIGMA DP2 Merrill | Camera & Lens | Days | Photologue | Review
Taken with FUJIFILM X-E2 / XF23mm F1.4R (Hokkaido, Biei)
今年も当BLOG、またPHOTOLOGにご訪問いただきありがとうございました。
更新も不定期、さらにつたない記事にお付き合いいただきありがとうございました。
結構なスパムの関係でコメントも閉じておりますが、
来年は新しい取り組みもしつつ頑張っていければと思っています。
2014年もよろしくお願いいたします。
FUJIFILM X-E2 / XF23mm F1.4R (Italia, Venice, Milan)
さて少し今年の写真機材について(笑)。
今年も沢山の機材を使用する機会がありましたが、
とにかく感じる事は「写真はレンズで決まる」と言うこと。
今年もいいレンズに沢山出会いましたが、特にFUJINON XF23mmには惚れました。
好みの絵としてピント面はシャープで、アウトフォーカスにかけてグッとぼける描写。
要するに滑らかにぼけると言うより立体感のあるレンズが好みです。
FUJINONレンズはXF35mm、XF60mmともにその立体感が魅力ですが、
XF23mmもこの焦点距離ながらすばらしい立体感とぼけを感じます。
FUJIのレンズ設計へのこだわりが感じられますね。
私の中では今年のベストレンズです。
SIGMA DP2 merrill
そしてコンパクト一体型ボディでのレンズにもすばらしいものが多かったです。
SONY RX1のSonnar 35mm F2。DP2 merrill のSIGMA LENS 30mm F2.8。
いずれもすばらしいセンサーが謳われていますが、これもレンズの良さです。
ボディとフィックスしている事によってのマッチングで、そのクオリティも一段と高く感じます。
DP2 merrillはバッテリー、高感度など多々不満点はありますが、
カメラとしてもシンプルでよく練られていると思います。
すでに昨年のモデルではありますがSPPのモノクロームモードの追加もあってその魅力は健在ですね。
今年出たDP3 merrillのレンズもまた良さそうです。
本当に写真はレンズ。
レンズがいいと写欲に繋がりますね。
次ぎにカメラボディです。
今年も新製品が沢山登場しましたが、
私としてはやはり思い入れの強いX-E2は大変評価しています。
X-E1からのブラッシュアップですが位相差AFや点像復元処理など分かりやすいものから、
EVFの見栄に、細かいところでは操作系の改良点まで60点ほどあるようですが、
真面目にカメラとして使いやすさとクオリティが上がっていて、
撮影しながらその心地よさをひしひしと感じます。
本当にいいカメラとして仕上がってきていると思いますね。
目をひく派手なスペックはないものの、こういったカメラこそ長く使いたいカメラじゃないでしょうか。
また旧モデルになったとはいえX-E1へは、ファームアップなどでその改良点を出来るだけ提供しているあたりは、
長くカメラを使ってもらいたいというメーカーの心を感じます。
ものづくりの基本ですね。本当に評価できるところだと思います。
写真は私のX-E2にXF23mmです。
自分なりにカスタマイズを施しています。
レンズフードはやはり花形は似合いませんね(笑)。
最初フード無しで使ってましたが保護用に社外円形フードを装着しています。
あとボディはXF55-200mmなど大きめのレンズを着けるとやや持ちにくい点もありましたので、
LENSMATEのThumbrestを着けました。
純正グリップも考えましたが、折角のコンパクトボディが大きくなるのは勿体ないです。
LENSMATEのThumbrestはX-E1、E2用に設計されていてボタンの位置もいい感じにデザインされています。
あとシャッターボタンも皿型の大きめのを付けています。
真鍮にブラック塗装のボタンでいい味わいが出てきています(笑)。
こういった自分仕様にカスタマイズしながらルックスも楽しめるのはXシリーズの魅力ですね。
今年も本当にすばらしい機材が沢山登場しました。
実際購入には至ってませんがNikon Dfにはかなりひかれましたね。
光学ファインダーを覗きシャッターを落とすフィーリングを大事にしたカメラは、
先進技術を身にまとったデジタル機器の中にあって新鮮で大変刺激的なカメラだと思います。
手元のEOS機材全部手放してNikonに鞍替えしようかと思ったくらいです。
さすが冷静に判断して踏みとどまりましたが(笑)。
しかしNikon Dfといったカメラが今の時代に受け入れられているって、なんかうれしい気がします。
また来年も楽しみですね。
相変わらずな写真機材ばかりのブログですが、
機材に興味のない方には写真だけもご覧いただければと思っています(笑)。
また来年もよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年を。