- 2014年4月 6日 11:40
- FUJIFILM XQ1 | Camera & Lens | Days | Design | Photologue | Review
Taken with FUJIFILM XQ1
日々どんな時でもカメラを持って歩いているわけではありません。
しかし、いいシーンに出会う時って意外とカメラを持っていなかったりするもんです。
っでそんな時はiPhoneっで撮ったりします。
これがまたよく写るんで結構いい写真はiPhoneに納まっていたり...(笑)。
しかし、折角のシーンはちゃんといいカメラで納めておきたいもので、
特に自身の日課でもある早朝の自転車ライドでは日の出のいい光に出会う事が多いです。
常々よく写るコンパクトを手に入れたいなと思いながらいろいろ物色するも、
中々ぴんと来るやつがありませんでしたが、このXQ1はコンパクトさとデザインにやられましたね。
久しぶりにいつも持ち歩きたいコンパクトカメラです。
フラットなアルミの筐体に、シャッターボタンにかけての柔らかい曲線と角度。
無骨なカメラが多い中、本当にやさしいデザインだと思います。
いざ購入して使ってみると起動の速さと軽快さにまた気に入りました。
そしてなんと言ってもサンプリングのシャッター音に思わず笑みがこぼれます。
音量は控えめにしておくと「チッ!」という何とも言えないシャッター音。
何をサンプリングしたかは分かりませんが完全にカメラ好きのツボを押さえてます(笑)。
かなり気に入っているXQ1ですが、しいて言えばFUJIFILMのロゴはこんな正面に無くてもいいかな...。
X-T1もそうですが、FUJIFILMのロゴがやや目立ちすぎですね。
X-PRO1からのこのXシリーズはコンセプトとしては黒子の存在。
ボディは小さく、シャッター音は控えめ。
その点から行くとロゴも正面ではなくTOPか背面にさりげなくぐらいでいいと思いますね。
それこそロゴも入ってないけどかっこいいカメラだな...。それはFUJIFILM Xです。
ってくらいになればベストじゃないでしょうか。
極端な例ですが、LEICA MモノクロームなどはLEICAのロゴどころか、
MONOCHROMの文字もブラックのエンボスのみ。
ブレッソンがカメラを目立たせないためLEICAのロゴは全て潰して使っていたと言いますね。
道具としての位置づけとともに、やはり控えめの美学。
コンパクトデジタルで見るとLEICA Cもいいデザインですが、
XQ1はそれより美しいカメラだと思います。
そいうったロゴのあしらいもさり気ないと、さらにいいなと思います。
あと画質については、やはりX-Transセンサー。階調もよく逆光シーンもワイドからよく写ります。
特にハイキーな絵などいいですね。
厳しくみれば望遠側の解像力はやや落ちますが、この辺はレンズ性能でしょうか。
センサーも小さい事からボケ味を生かした撮り方は難しいですが、
パンフォーカスでうまくシーンを切り撮るといった感じの使い方が合ってますね。
そう思うと、35mmや50mm相当などでズーム固定してくれるとか
起動時の画角を登録できるとかだとありがたいのですが...。
気に入ったカメラはいろいろ欲も出てきますが、
久しぶりのコンパクトデジタル持ちでうれしい一台です。
Taken with FUJIFILM XQ1