- 2012年9月19日 18:24
- FUJIFILM X-Pro1 | Camera & Lens | Review
X-Pro1のファームウェアが2.0にアップしたので早速更新してみた。
最大の目玉はAFスピードのアップ。
前のファームアップでほぼ実用不満は感じなかったがもう一段速くなった。
18mm、35mmあたりはサクサクピントが合う。かなり気持ちいい(笑)。
それより個人的にはうれしいのは、MF拡大に3倍が追加となったと言う点。
以前は10倍しかなかったので、これが拡大した瞬間どこを拡大しているのか見失ってしまう。
それがこの3倍。まさにほどよい拡大率。さらにダイヤルを回せば10倍にもなる。
これは使えますね〜、MFレンズ。
拡大時に輪郭強調するという機能だが、これも3倍だとさらに効果的。
シャッター半押しで全体表示に戻りフレーミングしながらシャッターを切る。
なかなかのリズムです。
欲を言えばこの輪郭強調を全体表示でもやって欲しい。
Summiluxを使ってX-Transセンサーでムービーをというのも面白いと思う。
X-Pro1の輪郭強調はNEXなどの派手なピーキング機能と違い
シャープネス等を上げてピントの山を分かりやすくしてる感じなので、
ファインダー内の絵に違和感がない。
これならMF時はデフォルトで輪郭強調ONという設定があってもいいかも知れない。
ま、人それぞれ使い勝手が違っていろいろ要望は尽きないものだが、
こうやって日々ファームアップされていくってユーザーにとって本当にうれしい。
長く使えるカメラへというX-Pro1の想いが感じられる。