- 2012年10月31日 21:03
- FUJIFILM X-E1 | Camera & Lens | Photologue | Review
ラバトから北上し北モロッコを延々と走った。
峠を越え突如と現れたシェフシャウエンの町。
その碧い街は、光と影と猫の街だった。
FUJIFILM X-E1 / XF35mmF1.4 R
空も碧ければ街も碧い。
誰もが立ち止まって眺めてしまう街並みだった。
その街に着き足を踏み入れて見てもやはり碧い。
そこはおとぎの国だった。
FUJIFILM X-E1 / XF35mmF1.4 R
同じブルーでも微妙にトーンを変えて塗られている。
淡いブルーから濃いブルー。
この階調が柔らかい光とともにシェフシャウエンの街を描き出していた。
碧い路地をX-E1片手に歩いた。
階段と坂が続く街並みに、
やや傾きかけた陽射しがやさしく感じた。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
今回のモロッコへはMacBook Proを持って行った。
モニタはRetinaディスプレイ。
その日その日撮った写真をMacBookに取りこみDataを確認する。
分かっていながらもあらためてX-Transセンサーの解像力に驚いた。
X-E1のカタログにも載っている1枚目の猫の写真なんかは、
毛の一本一本まで鮮明でそのピント面から奥へと柔らかいボケが効いている。
XF35mmの繊細な描写にも思わず微笑んでしまった。