- 2017年2月16日 19:00
- FUJIFILM X100F | Camera & Lens | Days | Design | Monologue | Photologue | Review
FUJIFILM X100F。
自身、X100シリーズはX100Sから始まりX100Tと愛用してきた。
日常はもちろん、ちょっとした外出から、遠くはシチリアでも常にそばにあった。
そのX100の四世代目、X100Fとともにカタログ作例のため秋の金沢、京都と歩きました。
私にとってのX100は、二台持ちのその一台と言う事が多かったのですが、今回はX100F一台のみというスタイル。
これだけ集中してX100一台で被写体に向き合うのは初めての事。
ソリッドになった外観は前の記事で書いた通り、持っているだけで何かうれしくなるのはもちろんですが、
2400万画素、X-Trans CMOS IIIを搭載したX100Fは、
中身も別のカメラと感じるほどのポテンシャルを持っていました。
というかX-Pro2以降、この一段ステージの上がったXシリーズに慣れた体は、もう後戻り出来ません(汗)。
人間とはつくづく贅沢な生き物だなと...。
しばらく、作例とともに、思いのままレビューを綴っていきます。
shot with FUJIFILM X100F
撮影していて一番体感するのはAFの快適性でしょう。
やはり「フォーカスレバー」の存在は大きい。
ファインダーを覗いたまま縦横無尽にフォーカスポイントを移動出来ます。
撮影の9割以上ファインダーを覗いて撮影するため、このフォーカスレバーの恩恵は大きいもの。
センターでピントを合わせて、スッとフレーミングするというのがこれまででしたが、
思いの位置にピントを固定できれば、連続してシャッターを落とす事が出来ます。
さらに快適なのはAFの速さ。
これは実際X100Tから大きなスピードアップは無いようですが、
位相差AFの幅が拡がり、低照度時でも位相差AFによりフォーカスが合う事や、
AFのアルゴリズムの改善で体感的にAFの大幅なスピードアップを感じます。
シビアな近接でもなければ、ほとんど合焦によるストレスを感じる事はありません。
この日もひがし茶屋街 懐華樓は静かでした。
女将さんには会えなかった...。
暗い夜道ほど写真を撮りたくなるもの...。
僅かな灯りを見つけてはレンズを向けてしまう。
性でしょう。
X100Fとともに歩くストリートスナップは続きます。
shot with FUJIFILM X100F